ED

ED(勃起不全)とは、「勃起機能の低下」を意味する英語Erectile Dysfunctionの略です。
専門的には「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」とされています。つまり、勃起が起こらないケースはもちろんのこと、硬さが不十分、勃起状態が維持できないなど、満足な性交が行えるだけの勃起が得られない状態は、いずれもED(勃起不全)となります。

原因として、動脈硬化の進行や神経に障害がある器質性EDとストレスなどの心因性ED、それら両方を併せ持つ混合型ED、一部の薬剤の影響による薬剤性EDに分けられます。

まずは問診とカウンセリングを行います。
必要に応じて採血を行い、EDの原因となる疾患(糖尿病などの生活習慣病など)がないかを調べます。
治療は薬物療法で、患者さんの症状やご希望に合わせた薬を処方します。

アフターピル

「避妊が失敗したとき」や「避妊できなかったとき」に使用される薬です。
性交後72時間以内に服用することによる妊娠阻止率は9割以上といわれています。

時間経過にともない効果に変化がでるため、当院では診察直後に服用していただきます。

吐き気や嘔吐などの副作用はほとんどないといわれますが、服用後に不正性器出血が起こることがあります。
また、ピル内服後に通常の月経が来るまでは、性交時に避妊をすすめます。
月経が来ない場合は、産婦人科の受診をお願いいたします。